本プログラムでは、臨床心理士のファシリテートのもと、複数の家族と一緒に不登校・ひきこもり支援の知識とコミュニケーションスキルを学んでいきます。
プログラムの講義とワークを通して、家族と本人が円滑で肯定的な関係を形成・維持していけるようにすること、本人が訪問支援などの第三者による支援を受けられるようにしていくことを目指します。
家族が本人に対して変わりたくなるような理由を押し付けたり、変えたくない理由を責めるだけでは、本人が変わることはないでしょう。一方で、「そのままでいいよ。大丈夫だよ。」という言葉かけは、本人に一時的な安心感を与えることはできますが、変わるきっかけにはなりません。
話をするタイミング、言葉のかけ方、そしてご家族自身が穏やかでいること。本プログラムでは、そのための方法を具体的に紹介します。お子さんが「やってみよう」と行動に移すようになるために、より良い関わり方を一緒に身につけていきましょう。